◆電気錠のオプション機器
様々な機能を持つ電気錠のメリットを、更に引き出すオプション機器をご紹介いたします。
◎無線式リモコン=居ながらにして、開錠操作ができます。カードタイプ・ペンダントタイプ・腕時計タイプなど、様々な形状の操作ボタンが出ています。使用状況・使用する方によって、最適なタイプをお選びいただけます。特に、高齢者や体の不自由な方にお勧めです。
◎10キーパッド=暗証番号による開錠操作をするための機器。カギを持たずに開錠することができます。機器により、暗証番号の桁数及び種類の設定数が変わります。使用人数の多いところに設置すると、合カギのコストがかかりません。カギを落とす心配がないので、番号を覚えられる年齢以上のお子様にも向いています。
◎非接触型リーダー=カードリーダー部にカードやタグなどをかざすことにより、開錠操作ができます。リーダーの機種により、認識距離が数cmから45cm程度の幅があります。例えば、認識距離が長いものですと、産院の新生児室などのセキュリティで赤ちゃんを抱いたまま、胸につけたIDカードを近づけるだけで開錠できます。カギに相当する認証媒体(メディア)には、IDカードタイプ・タグタイプ(硬貨大)・既存のIDカードに貼り付けられるシールタイプなどがあります。
◎生体認証装置=バイオメトリクス機器とも呼ばれます。指紋や静脈パターン、顔面、虹彩などをカギ代わりにする機器類です。カギを持ち歩かずに済み、カード類のように他人の使用が困難な事が利点です。合カギのコストもかかりません。しかし、屋外設置が困難な場合が多く、価格が高価な点が難点です。完璧なセキュリティ機器のイメージがありますが、不正認証させる手立てが無いわけではありません。特に指紋認証の場合、小さなお子さん・高齢者・手を酷使するお仕事をされる方のように、指紋の浅い場合は認識されないこともあります。当社では、企業内等の建物で、管理者の常駐する高度なセキュリティエリアへの出入り口への設置をお勧めしております。当社としては、入退室の履歴が必要な出入管理システムの端末として、その性能が発揮されると考えています。
※各メーカー様の製品を批判しているわけではありません。可能性として指摘されていることから、当社独自の判断をしております。
上記の機種を単独、または複数組合せて運用することも可能です(機器構成上の可否はあります)。
生体認証装置の使用法としては、出入(入退室)管理の機能を利用して、タイムカード代わりにすることも可能です(別途コンピューターやソフトウエアなどが必要)。
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